撮るということを考える
- Kenji Kitae
- 2017年3月6日
- 読了時間: 2分

「普段は何を撮られてるんですか?」
この質問はかなりの高確率で訊ねられる問いかけです
特に初めて会う人からが多いですね
当たり前ですけど
今の仕事に就いて約10年ほど経ちますが
何回訊かれてもしっくりくる回答が思い浮かびません
相手はそんなに深く訊ねてる訳ではないんでしょうけど
訊かれる度に自分でも
「何撮ってんだろう?」
って思います
風景が好きとか、食べ物が好きとか、動物がいいとか、はたまた人を撮りたい、とかとか
そんな分かりやすい何かがはっきりしている訳でもなく
だいたい普段は何も考えず、ただ歩いて出逢った「撮りたいもの」を撮ってる感じです
「撮りたいもの」はその都度
風景であったり、食べ物であったり、動物や人だったり、とバラバラですが
「撮る理由」は毎回一緒で
自分のテンションが上がったから
っていうのが1番近いと思います
他の人から見たら何撮ってんのか分かんないようなものでも
僕の目にはこんな感じに見えてますよー
っていうのをいろんな人に見てもらいたいんでしょうね
写真を通して自分の思ってることを伝える
っていうとちょっと言い過ぎかもしれませんが
こういうものでこの人テンション上がるんだっていうことを
みなさんにお伝えしているという訳ですね
考えてみると、なかなか恥ずかしい行為です
それでも楽しいから、やっぱり撮るということは止めないでしょうけど
結局
「普段は何を撮られてるんですか?」
っていう質問のしっくりくる回答はよく分からないですが
写真を見てもらって、何かを感じてもらえると嬉しいです
そんな写真撮りたい






















コメント